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デザイン・内装業者探しのポイント

■STEP1 業者選びの下準備をする

①お店のコンセプトの再確認

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業者から「どのようなお客様が利用される予定ですか?」「男性と女性の比率はどれくらいですか?」「お店のイメージは、どのような感じですか?」など様々な質問を受ける事になります。
その際に、自分のイメージをきちんと伝えられるようにお店のコンセプトを再度固めておきましょう。
質問にきちんと答えられないと、業者側がどのようなデザインを望んでいるのかが掴めずに、本人が希望しているデザインと異なってしまうという事になりかねません。
詳細なデザインを提案してくれるのは業者ですが、お店のテーマや基本的なイメージが決まっていないと、無駄な時間やコストが掛かってしまう事になります。

②雑誌や写真などを用意
しておく 前述のように自分のイメージを言葉で伝えても、それを聞いた業者が同じ事をイメージ出来るとは限りません。
ビジュアルで共有化出来るように、自分がイメージしている店舗の写真や雑誌の切り抜きなどがあると、イメージを確実に伝えやすくなります。

③予算を明確にしておく
内装工事に使える予算は決まっていると思います。
しかし、当初より往々にして高くなってしまいます。
そのため、自分の中で予算をしっかりと決めておく必要があります。
例えば、内装費1000万円と決めたら、業者には1,000万円としっかり伝えておきますが、最悪1200万円まではやむを得ないという限界の基準も決めておくというスタンスが必要です。
また、支払い方法や時期などの希望も明確にしておきましょう。
多くの方が、銀行からの融資を受けてからの支払いを希望されると思います。
ですので、融資が決まるのがこの時期なので、この時期での支払いでお願いしたいと説明出来るようにしておきましょう。

④デザイン会社と内装業者の違いを理解する
飲食店の工事をお願いする際に大きく分けて、
ⅰ)店舗デザインをデザイン会社に頼んで、施工は内装業者にお願いする方法
ⅱ)店舗デザインも含めて内装業者にお願いする方法

の2種類の方法があります。
あくまで一般論になりますが、それぞれのメリット・デメリットを述べますので、ご自身で検討してください。

ⅰ)デザイン会社と内装業者が別のケース
○メリット
・デザイン会社から洗練されたデザインの提案を受ける事が出来る
・デザイン会社と内装業者が別なので、お互いに監視しあってくれるため、価格面や施工面での手抜きや不正が少なくなる
○デメリット
・デザイン性が優先になり、機能面での問題が生じる事がある ・双方の業者との打ち合わせや調整が必要になる
・双方が責任をなすりつける形になってしまい、責任の所在が不明確になりやすい

ⅱ)デザイン会社と内装業者が同じケース
○メリット
・全て任せているので、責任の所在が明確である。
・複数の業者との調整が基本的には必要ないので手間が掛からない
・施工面や機能性も考えたデザインにしてくれる可能性が高い。
○デメリット
・外部の監視の目が無いので、手抜き工事や価格での整合性が把握しづらい
・無難なデザインになってしまう可能性が高い

ただ、個人の方は居抜き物件で開業される方が多く、居抜きだとデザイン上での制約も多いので、内装業者に全てお願いするパターンで良いと思います。

■STEP2 業者の探し方

①友人・知人の紹介
既にお店を開業されている友人や知人から紹介してもらう方法です。
最も無難な方法と言えます。
実際に、その業者を利用している方からの紹介ですので、信頼度が高いと言えます。
紹介する側も業者に対して不安などがあれば、紹介する事が無いと思いますので安心です。
また、紹介された業者も紹介者の立場があるので、その方の顔を立てる意味でもしっかりと対応をしてくれます。
ただ、逆にデメリットもあります。
紹介してもらっているので、何か不満があった場合でもあまり強く言う事が出来ずに、我慢してしまうと言う事もあるようです。
紹介者に上手に相談し協力してもらいながら、改善してもらうという工夫も必要になります。

②気に入ったお店から紹介してもらう
自分が利用して気に行ったデザインのお店があれば、そのお店の方から業者を紹介してもらうという方法もあります。
デザインは、どうしてもセンスの好みがありますので、自分が良いと思うセンスのある業者に依頼したほうが、自分が作りたいイメージのお店が出来る可能性は高まります。
この方法は、それなりの勇気と図々しさが必要です。
しかし、そのお店の方から紹介してもらえると言う事は、業者を紹介する側が不安だったりする場合は絶対に紹介しないと思いますので、業者として問題がないと言う事になると思います。
同様に、この場合でも紹介になりますので業者にもプレッシャーがかかることになります。
そのため、価格面や施工面での不安が少なくなると思います。

③ネットや業界誌など調べる
上記の方法で該当するような業者を見つけられなかった場合は、インターネットや、業界誌などで多くの業者を見つける事が出来ます。

■STEP3 業者を決める

①必ず3社以上の見積りを取る
業者を紹介されていた場合であっても、出来たら他社の見積りを取ったほうが良いと思います。
紹介なのであまり心配は無いのですが、他社の見積りを見ることで、見積りの金額が妥当であるのかの判断は出来るようになりますし、他社の意見を聞く事で新しい事に気づく事もあります。
いずれにしても、3社以上の見積りを取ることで、各社の親切度合いや対応の早さなどが分かるようになってきます。
この段階で、不親切な対応や見積もりの提出の遅れなどがある業者は選択肢から外したほうが良いと思います。

②詳細の見積もりが無いところはダメ
今後、見積書を見たらわかると思いますが、詳細の部分が書いていない見積書があります。
このような見積書を提出してくる業者も選択肢から外したほうが良いです。
どの場所のどの部分に何をするのでいくら掛かりますと教えてくれない業者は危ないです。
工事を始めた後で、その部分は見積りには入っていなかったので別料金ですと言われかねませんので十分に注意しましょう。

③飲食店の実績を確認する
飲食店の実績が無い業者ですと、機能性の部分で不安が残ります。
飲食店は、従業員が厨房でもホールでもかなり動き廻るので、作業効率を考えた動線の設計がとても重要になります。
そういう飲食店の特性をしっかりと考えてくれる業者を選ぶことがポイントです。
自分の開業する業態で実績がある業者を選ぶようにしましょう。

④細かい質問に対応してくれて、提案力がある担当者がいる
最後は、やはり担当者の人間力になると思います。
見積もりの内容や工事内容について細かい質問をしてもきちんと対応してくれたり、自分が困っている事に対して、複数の提案が出来るような担当者がいる業者を最終的には選んでもらうのが良いと思います。
最初のお店と言う事で分からない事がたくさんあると思います。
素人っぽくて恥ずかしいなどとは考えずに、どんどん図々しく質問をしてほしいと思います。
それらの質問をすることで、業者の考えを押し付けてくる業者なのか、独立者の立場を尊重してくれる良い業者なのかを見極めることが出来ると思います。
良いパートナーとなる業者を見つけ、売れるお店をぜひ作ってほしいと思います。

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